CARPE DIEM

今を生きる旅人大学生の記録・コラム。

タイの観覧車に乗ったらツッコミどころが多すぎた

私が紹介する観光スポットは、一癖どころか二癖三癖あるところが多い。

 

 

あるときは片道3時間近くかかる秘境を紹介したり、

モロッコの秘境、「イミルシル」へ読モとデートしてきた - CARPE DIEM

 

あるときは1発4万円近くするロケットランチャーを紹介したり。

【動画あり】カンボジアではロケットランチャー(軍隊が使う本物)を撃てるらしい - CARPE DIEM

 

 

 

 

しかし、今回は安心してほしい。

 

誰でも気軽に行けて、値段もお手ごろである。

 

 

 

まず、どこの国かというと、タイである。

 

素晴らしい。

 

大阪から直行便も出ているくらい、手軽に行ける。

 

 

ここで、

「タイのめっちゃ田舎の方じゃないの~~?」

と思われた方。

 

安心してほしい。

 

タイのバンコクである。

 

タイにはBTSというモノレール的なsomethingが走っているのだが、それのサパーン・タークシン駅から歩いていける距離にある。バスでも行けるしシャトルボートも出ているらしい。

 

完璧ともいえる立地条件だろう。

 

 

 

「値段がアホみたいにするんじゃないの~~?」

と思われた方。

 

安心してほしい。

 

 

1回800円ほどで乗ることができる。

 

 

 

「何に乗れる~~?」

と思われた方。(おそらく全員)

 

 

観覧車にである。

 

 

 

タイの観覧車は、日本の観覧車とはあらゆる点で異なっている。

 

実際に動画を見てほしい。

この圧倒的なスピード感に気づいていただけただろうか。

 

 

もう少し間近で撮ったものも見てほしい。

(観覧車映るのは最初だけです)

いかがだろうか。

 

もちろん早送りに編集しているわけではない。

素のスピードである。

 

 

 

もともと観覧車へ乗るためにここに来ていたわけではなかったが、この観覧車に一目惚れ。

 

「絶対におもしろい。」

と確信。

 

 

そう思うや否や、タイでは高い買い物にはなるが250バーツ(約750円)を支払い、男一人で観覧車に乗車。

 

 

車内では、surprisingな出来事が連発しすぎて、状況を把握できていなかった。

 

今、冷静に振り返って、ツッコミポイントを列挙していこうと思う。

 

 

【ツッコミポイント①:圧倒的な速さ】

先ほどの動画でもわかっていただけたと思うが、速い。

相当速い。

おそらく日本のどの観覧車より速いだろう。

 

ただ、実際に乗ってみるとそうでもないのかもしれないと、そこまで速くないのかもしれないとはじめは思った。

 

しかし、乗ってみても感じた。「速い。」と。

 

「観覧車」だが、「観覧」どころではない。

 

 

 

【ツッコミポイント②:ちょいちょい停車する】

勘の鋭い人は、こうした疑問を抱いているだろう。

 

「どうやって乗車・降車するのか?」

 

 

これだけの速さがあると、乗り降りの難易度が相当上がる。

 

小学校とかでやった、大縄跳びにタイミングよく入っていくように、タイミングを見極めて駆け込み乗車しないといけないのかと思うかもしれない。

 

 

しかし、その心配はない。

 

乗り降りするときは、観覧車は完全に停止される。

 

 

ゆっくり安全に、乗り降りができるのである。

 

 

その一方で、乗りも降りもしない乗客は迷惑以外の何事でもない。

 

 

自分がスピード感ある車内で楽しんでいる最中に、完全に停止するのである。

 

私は最初気づくまで、緊急停車しているのだと勘違いしていた。

何回緊急停車するのだと思ったのと同時に、この観覧車は大丈夫かという不安に襲われていた。

 

 

ちなみに、一度停車するたびに3か所で乗り降りをするので、そこまで頻繁に停車するわけではない。

 

停車するタイミングもいい意味でばらつきがあり、

停車→ちょっと動く→停車→ちょっと動く→…→乗客結構乗った→しばらく停車せずずっと動く

という感じなので、煩わしさもそこまでは感じなかった。

 

 

 

【ツッコミポイント③:4周する】

この速すぎる観覧車は、(停車しなければ)わずか1分ほどで1周してしまう。

 

ただし、一度乗車すると、4周回って降車する。

 

 

この事実を知っていなかった私は、2周目に入ったときに相当なパニック状態になった。

 

ふもとに近づいても一向に停車しないどころか、係員はこちらに見向きもしない状況で、再び高速で上昇していった私の状況をどうか想像してほしい。

 

 

無論、2周目以降は、一度見た景色である。

 

正直、3周目ぐらいになると、飽きてくる。

 

 

それと同時に、私はタイまで来て男一人で観覧車に乗って何をしているんだという虚無感に襲われる。

 

しかも、その時の私は「4周で終わる」ということをわかっていないのである。

すなわち、何周回って終わるのかがわからないのである。

 

異国の地で終わりの見えない密室に男一人でいる状況は、なかなかシビアなものだった。

 

 

正直、3周ぐらいがベストだと思う。

 

 

あえて、4周回るメリットを挙げるとするなら、それは「彼女と4回チューできる」ということぐらいか。

 

ただし、インターバルは短いので、雰囲気作りに苦労しそうだが。

また、頂上に来たタイミングで停車すると、それはそれでどこか気まずい気もする。

 

 

 

 

そんな感じの、タイの観覧車。

彼女がいる方もいない方も、かなり楽しめるので、ぜひ乗ってみてほしい。

 

 

==========アクセス==========

「アジアティック・サ・リバーフロント」

(ASIATIQUE The Riverfront)

 

遊園地ではなく、ナイトマーケット施設です。

他のマーケットでは売っていない、良質でおしゃれな雑貨がたくさん売っているので、お土産探しにおすすめです。食事コーナーもあります有料ですが、ニューハーフのショーもやっているみたいです。。

 

【行き方①】

BTSのサバーン・タークシン駅から徒歩25分。道はわかりやすいので迷うことはないでしょう。歩くのがしんどい人はタクりましょう。

 

【行き方②】

1番の路面バスに乗って、チャルーン・クルン通りソイ93の看板が見えたら下車すると目の前だそうです。ローカルバスなので安いですが難易度は高めです。

 

【行き方③】

サートーン船着場から無料のシャトルボートに乗るか、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの青旗船で15分。船はぼったくりが多いので、正規の船かどうかしっかり見分けましょう。