サンパウロで見ず知らずの他人の家に居候していた話
サソリ、今のところ大丈夫です。笑
どうもさかいです。
弓場農場に入村して早くも3日目の晩を迎えようとしていますが、enjoy☆農民lifeしております。
今のところ、9月いっぱいは農民するつもりです。
今日はサンパウロ市街にいたときの話を。
ブログでも何度か書かせていただきましたが、サンパウロでは他人の家に居候先していました。
その仕組みは、Couchsurfingというアプリです。
このアプリは、現地の人の家に泊まりたいという『サーファー』と、旅行者を泊めてあげたいという『ホスト』を結びつけるアプリです。
宿泊費は無料です。
お金を取らないところがairbnbなどと違う点。
これだけを聞くと、ものすごく不安になりますよね。
- 泊めてくれた人が実は悪い人で、荷物を盗んだりしないか。
- 家に入ったものの部屋がくっそ汚かったりしないか。
- 泊めてくれた人がゲイで、夜に違う意味で襲ってこないか(実例聞いたことあります。)
こうした心配はホスト側にも同様にあります。
これらをつなぐのが、『信頼』です。
過去に泊まった・泊まらせた感想や評価を基準に、その人を泊まらせる・泊まるかを考えるこができます。
何度も言いますが、見ず知らずの他人をタダで泊まらせます。
それが人の『信頼』によって実現するのは、素晴らしいと思います。
というわけで、私も初めてCouchsurfingで宿泊先を探すことにした。
何人かにアポを取ろうとすると、早速2人目で泊めてくれる人が見つかる。笑
彼は日本人のハーフなので、日本語も話せる。
というか、日本に昔住んでいたらしい。
空港に着いて、彼の指示通りに電車に乗る。
日も暮れかけてて、もしドタキャンとかされたらどないしよと不安にもなりつつ。笑
それでも指定された駅に着くと、ちゃんと待ってくれていた。
部屋に入る。
寝床はこんな感じ↓
彼は言う。
キッチンも冷蔵庫もトイレもシャワーも好きに使ってくれと。
しかも合鍵まで渡してくれた。
神かよ。笑
それだけではない。
朝飯作ってくれたり、観光一緒にしてくれたり、サッカーのチケット取ってくれたり、ブラジルの話をしてくれたり、まじで世話になりまくった。笑
感謝してもしきれない。
これに限らず、旅をしていると、人に親切にされることが多い。
そのときに、「私と再会する可能性はゼロに近いのに、なぜここまで親切にするのか」と思うときがある。
タクシーの運転手やゲストハウスの方が親切にするのはまだわかるが、その辺のおっさんなどに関しては「なぜ?」と思うことがある。
その「なぜ?」に対する答えは出ていないが、結論として
『私も人に優しくしよう』
と心がけている。
それが、私に親切にしてくれた人へのケジメになるかと思うので。
ああ、まとまりのない文章になってしまった…