自給自足の共同生活を送る「弓場農場」での一日。
本日は私が一週間程滞在している弓場農場でのある一日を紹介。
---6:00---
起床&朝食
弓場の朝は早い。
食事の準備ができると、村に角笛の音が響きわたる。
その「ブォォ〜〜ン」という音は、戦国時代の戦へ行く合図のよう。
---7:00---
午前の仕事が始まる。
弓場農場は、村全体で共同生活をしている。
ごはんもお風呂もみんなでシェア。村でお金を使うことは全くない。
そのため、旅人を含む村にいる人たちには、何らかの仕事が与えられる。
仕事内容は日によって様々だが、私がこれまでにやったのは、
- 畑の草刈り
- オクラの収穫
- 薪集め
- 家畜の餌の収集
- 積み出しの手伝い
である。
各々が与えられた仕事を始め出す。
---9:00---
休憩。
数ある仕事の中でも男の旅人は畑仕事を任せられることが多い。
ブラジルの季節は春だが、日中の気温は30℃を越える。
食堂から畑までは少し距離があるので、トラクターの荷台に乗って移動する。
その際に持っていった水筒の水とデコポンを、みんなで食べる。
もちろんデコポンも、この村で獲れたものだ。
---10:30---
午前の仕事が終了。
みんなでトラクターに乗って食堂まで戻る。
ちなみに、弓場農場は東京ドーム10個分程の広さがあるため、「何もすることがない」という状況になることはまずない。
数ある仕事の中で、優先度が高いものから実行されていく。
---11:00---
昼食
午後の仕事へ向けて腹ごしらえ。
弓場の食事係が作った、大きな鍋に入った料理をビュッフェ形式でいただく。
食後から午後の仕事までは、自由時間。
昼寝をする人、洗濯をする人、様々である。
---13:00---
午後の仕事が始まる。
午前の仕事の続きをする人もいれば、別の仕事をする人もいる。
午後の仕事時間は短め。
---14:30---
休憩。
今日の晩御飯は何だろうと考えながら、ラストスパートをかける。
---15:30---
午後の仕事が終了。
夕食の時間まで、自由時間。
私は大体、
- シャワーを浴びる
- 洗濯をする
- インスタやFBをチェックする
- ブログを更新する
- 村の子どもたちと遊ぶ
- 次の行き先を考える
といった過ごし方をしている。
---18:30---
夕食。
食事は基本的に和食。
私がいるときに出た献立は、
- カレー
- 石狩鍋
- うどん
- 寿司
- パスタ
など。
どれもおいしい。
---19:30---
食後の自由時間。
お風呂係が薪でお湯を沸かしてくれる。
ブラジルで湯船に浸かることができる。
その後は、各々が自分の時間を過ごす。
ちなみに村の方々は、
- NHKを見る
- コーラスサークル的な活動をする
- 楽器を弾く
などをして過ごしている。
---21:00---
お酒タイム。
村にはビールはないが、ウイスキーがあるので、旅人と村の方々でお酒を飲む。
私がいるときにいた旅人は皆、酒好きでよく飲まれる方だったので、毎晩大いに盛り上がった。
適当に就寝。
こんな感じです。
もちろん仕事内容によってはスケジュールが変わったりもしますが。
日曜日は基本的に仕事はありません。
そんな弓場農場ですが、明日出て行くことにしました。
別に居心地が悪いとかじゃなくて、他に行きたいところができたので。
弓場で知り合った旅人と一緒に、美しい湿原地「ボニート」へ行って参ります。