CARPE DIEM

今を生きる旅人大学生の記録・コラム。

塾の先生をしていて一番嬉しかった出来事

かつて引っ越し屋のバイトをしていたが、名前が「サカイ」のくせに「サカイ引越センター」以外で働いていた。

 

どうも、さかいです。

 

チリに再入国しました。

本当はアルゼンチン編の続きを投稿したいのですが、Wi-Fiがへぼいので画像投稿できません。

 

よって画像のいらない旅とは関係のない話を。

 

 

私が日本で大学生をしているときは、塾の先生で英語を教えていた。


小6~中3の集団授業で、がっつり7クラス分も持たせてもらっていたので、年間だけで100人以上を教えていたことになる。

 

 

もちろんどの生徒にも愛着があるが、私が一番愛着があった生徒の話。(ヘンな意味じゃないよ!笑)

 

 


その子は、
当時中3女子(今年の春卒業し、現在高1)。

どちらかというとイケイケなグループに入っているが、「頭がいい」イケイケグループである中で、彼女は3つの学力別クラスの真ん中のクラス。他のメンバーはほぼ全員一番上のクラス。

 

  • 異性や大人に対してはシャイで、好き嫌いが割とはっきりしていて、心を開くのに時間がかかる。(おれと一緒やん)
  • 親や先生にツベコベ言われるのがめちゃめちゃ嫌で、そっとしておいてほしいタイプ。(おれやん)
  • 割と自分なりの考えみたいなのを持っていて、それを否定されると怒る。(おれやん)
  • 英語がものすごく苦手で、いつもそれで足を引っ張っている。(それはおれと違う)

 

たぶん、ここまで言ったら、「あーこいつのことかー」と同じ校舎の先生方ならわかっていただける(はず)。

 


本人に言ったら気持ち悪がられるので言っていないが、彼女は(人として)何か良いものをもっている感じがして、それに芯がある一方でシャイな部分もあるところが私と似ていたので、愛着があった。


とは言っても、私はもともと生徒にベタベタするタイプではないし、彼女もそういうのは嫌いなタイプだったので、できるだけそっとしておいた。

 

 

もちろん、無視するのではなく、成績などは職員室でしっかりチェックしていた。


彼女は英語が苦手だったので、テストの結果をチェックするのはこちらもビクビクしていた。笑

 

 

 

彼女を授業後、教室に残して2人で話したのは2回ある。

 

 

一度目は、模試の英語の結果がクソ悪かったとき。

 


それまでは彼女とほとんど話したことがないどころか、宿題をやらない時期があって、けなしたことがあったので、少しギクシャクした関係だった。

 


「なんて話そう。」彼女を教室に残しておきながら、話す直前まで考えていた。

 

頭ごなしに言ってもダメ、でも話が長くなってもダメ。

 


うーん、どないしよどないしよ。

 

 

考えに考え、

  • 模試の結果が悪かったという事実
  • まあ、そんな落ち込まんでええよ
  • 私のそこそこディープなプライベートな話

 

という今考えればものすごくまとまりのない話をした。笑

 

 

意図としては、

私を信頼してほしい

 

 

の一点だけだった。

 

学習法とか話しても今の彼女は絶対やらん。

信頼してもらうのが先。

 

だからこそ、言っていいのかがグレーゾーンな話までしてしまった。

 

 

彼女は「ふーん」と無愛想に聞いていたが、後々振り返ると、ちょっと信頼してくれるようになった。

 

 


二回目に彼女を教室に残したのは、入試直前の模試の結果が出たとき。

 

めちゃめちゃ点数が悪いわけではなかったが、志望校合格には足りない点数。

 

入試直前でピリピリしているだろうし、ひょっとすると親や先生からアレヤコレヤ言われているかもと思った私はこう言った。


「親とか先生に何か言われるかもしらんけど、ほっといたらいい。だって君は今がんばっているんやから。これ以上がんばれとも言わへん。このままがんばったら大丈夫。」

 

 

周りにツベコベ言われるのが嫌いな彼女には、こう呼びかけるのがベストだと思った。

実際、がんばっているのは事実だし。

内心、彼女の英語の成績はめちゃめちゃ心配やったけど。笑

 

話した時間、わずか30秒。
しかしそれでも、彼女は良い表情をして帰っていったので、話してよかったと思う。

 

 


そして、全ての授業が終わり、入試も終わる。

残すは合格発表のみ。

 


私がお世話になった塾では、「卒業祝賀会」という、卒業パーティー的なのがある。

 

その日の出来事。

 

祝賀会も終わり、記念写真も撮り、さよならの時間。

 

彼女を含むイケイケ女子グループが、2日後からモロッコを旅する予定の私に別れのあいさつをする。


「モロッコで何すんの〜!」

「モロッコで良い彼女見つけてな〜!」

「モロッコのお土産買ってきてな〜!」

「(手を振りながら)モロッコ〜!」

「バイバイ、モロッコ〜!」

 

人を国の名前で呼ぶな。笑

 

 

でも、その中で彼女がボソッと、
「ありがとう〜」

と言ってくれたのは鮮明に覚えている。

 

 

めちゃめちゃ嬉しかった。

 

こちらこそ、ありがとう。

 

色々勉強になったよ。

 

おそらく、私と同様あなたにとっても、この世の中は少し生きづらいかもしれないが、楽しい人生をそれぞれ歩んでいこう。

 

そう思いながら、手を振って送り出した。

 


ロッコから帰国後、校舎へあいさつに行ったら、彼女が無事に受験校に合格したことを確認することができた。


めでたしめでたし。

 

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