CARPE DIEM

今を生きる旅人大学生の記録・コラム。

『オリジナル』とは、真似をすることである。

南米は日本車がめちゃめちゃ多い。

 

 


どうも、さかいです。

 

 


リアルタイムはアルゼンチンのメンドーサ。

 

暑い!

 

 


『オリジナル』とは、真似をすることである。

 

こんなタイトルをつけてしまった私。


嫌々ながらも大学では数学が専門の私。


ロジック・論理的思考を好み、感情だけで話す人はダメだと思っている私。

 


墓穴を掘っていないか?

 


いやいや、大丈夫。

 

 


今回は『オリジナル』とは何かを考えたい。

 


最近は特に、『オリジナル』とか、『自己流』とか、『自分だけの』といった言葉をよく耳にする。

 


そもそも、何をもって『オリジナル』と言うのか。

 

 


例えば、料理。


「レシピ通りではなく自己流でカレーを作りました〜」
というのも、オリジナルではない気がする。


なぜなら、レシピ通りではなくとも、作ったものは『カレー』だから。


仮にカレーにバナナを入れるというアレンジが自己流だとしても、カレーにバナナを入れる人は他にもいるだろう。

 

つまり、

  • カレーにバナナを入れる

人はいくらでもいるし、そもそも

  • カレーを作る

という行為をしている以上、オリジナルではない。

 


旅でもそう。


私と全く同じルートで旅をしている人はいないかもしれないが、一つ一つの行き先は必ず誰か行ったことのある場所である。


どんなにマイナーな場所でも、必ず誰かは既に訪れたことがある。


だから、オリジナルではない。

 


つまり、何にせよ、本当の『オリジナル』を生み出すのは非常に難しい。

 

 


様々な人が様々な行動をしてきた以上、前人未踏のことをするのは、非常に難しい。

 


もちろん、不可能ではないが、先の例で言うと

  • カマキリを土の中に3日間埋めた後食べました
  • 火星まで一人旅しました

などがオリジナルになるので、不可能に近い。笑

 

 


では、何がオリジナルになるのか。

 


私は、『様々な人を真似して吸収すること』だと考える。

 

 


ここで話を少し逸らす。

 


私はマンガはほとんど読まずに育ってきたが、唯一集めて読んでいたのが、キャプテン翼


サッカーマンガ界のレジェンド的存在で、その人気は日本をも越えてしまう。

 


そんなキャプテン翼の主人公、翼くんの特徴は、

『相手の必殺技を自分のものにすること』

 


色んな対戦相手が、色んな必殺シュートやフェイントを仕掛けてくる。

 


それに対して翼くんは、その必殺技を真似して自分のものにするのである。

 

 


私の言う『オリジナル』とは、このイメージ。

 


人の良いところを真似して融合したものが、オリジナル。

 

 


もう一つ、例を与えよう。

 


絵の具で例えてみる。


自分のオリジナリティ=パレットにある色


ということで話を進める。

 

 


このとき、自分の色を原色から探すのは非常に難しい。

 


赤も青も緑も、すでに誰かが身につけている色であるから。


つまり、

『本当のオリジナル=原色=絵の具のチューブの色』

になるが、世界に一つしかない絵の具のチューブなど存在しないのである。

 


しかし、絵の具の色は原色だけでしか生み出せないかと言われれば、そうではない。

 


原色を混ぜ合わせることで、新たな色を生み出すことができる。

 

 


Aさんから赤色を少しもらい、Bさんから青色をもらい、Cさんから緑色をもらい…としていき、パレットに混ぜていくことで、『オリジナル』の色が生まれるのではないだろうか。

 


ここで言う、「色をもらう」という行為が、「真似をする」ということである。

 

 

 

  • 優秀な先生の話し方を真似する
  • 有名な起業家の考え方の一部を真似して取り入れる
  • 好きな旅人が行った場所を真似して行く
  • 母が作った料理を真似して作る
  • 芸能人のコーディネートを真似する

といったように、様々な人の良いところを真似していくことで、自分の『オリジナリティ』が形成されていくのではないだろうか。

 


原色からオリジナリティを探すのは難しい。


社会には色んな人がいる。


変わったやつなんかいくらでもいる。

 


だから、自分自身が原色になるより、周りにある原色を混ぜ合わせていく方が、はるかに簡単である。

 

 


ホリエモンこと堀江貴文さんも、書籍でこんなことを言っていた。(どの書籍か忘れたけどw)


100万人の中でNo.1になったり、100万人の中で1人になるのは、非常に難しい。

しかし、100人の中でNo.1や、100人の中で1人になるのは、できる。

この要素を3つ作れば、100×100×100=100万で、100万人に一人の存在になれる。

 


そう考えると、誰でもオリジナリティを作ることではないだろうか。

 

 


ちなみに私の『100人に1人』の要素は何かと考えると、こんな感じになった。

 

(就活に使えそうな感じで)

  • 国立大学理系
  • TOEIC835点(100人に1人は言いすぎかもやけど)
  • バックパックで14ヶ国を旅(2018年11月現在)

 

 

一つ一つの要素を見れば、さほど大したことない。

 

 

しかし、三つを組み合わせることで、『私の色』というものが、少し現れているのではないだろうか。

 

 


もちろん、意外と目立ちたがりの私は、三つの要素だけで終わろうとはしていない。

 

 


他にもたくさんの要素を作り、より『オリジナリティ』を出していきたいと思う。

 


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