CARPE DIEM

今を生きる旅人大学生の記録・コラム。

【サンティアゴ巡礼】バックパックで山道を100キロ歩く旅はいかがでしょうか。

「今日、何書こっかな~」と思いながら、飯を食っていた。

24時間テレビで、みやぞんさんがトライアスロンの最後の種目、ランを100キロ完走していた。

 

本当にすごいと思う。

 

 

ただ、これだけは言わせてほしい。

自分の荷物全部背負って100キロのアップダウンのある道歩くのも結構しんどい

 

そんな旅をしたことがあります。笑

 

 

その場所は、スペイン。

 

スペインに来る人って、サクラダファミリアとか見に行く人が大半だと思います。

 

そんな中、4日間ひたすら山道を歩く旅をしていたさかい。笑

 

 

今日はそれを紹介します。

 

 

①1日の流れ 

[5:30]

 起床。用意して、出発。

暑い時間に歩くのを避けるため、早めに起きて出発。辺りは真っ暗なので、懐中電灯が必要。

 

[7:00]

 歩き出して1つ目の村に到着。朝食。

道中にはこんな感じのバルがあるので、 そこで朝食をとりつつ休憩。

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[10:30]

疲れてくる頃なのでバルに入って休憩。

まだまだ歩くので、軽く食べてまた出発。

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ザ・ド田舎な道。


[14:00]

 目的地の村へ近づく。

宿の予約は基本的にしないので、ベッドに空きがあるか不安になりつつ歩き続ける。

 

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道筋はこんな石碑が示してくれる。数値は最終目的地までの距離(km)

 

 

[16:00]

 目的地の村に到着。宿(『アルベルゲ』という)を見つけ、シャワーやら洗濯やらなんやかんやする。

 

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部屋にベッドが敷き詰められている。布団はないので寝袋が必要。

 

 

[18:00]

 夕食。

これまで軽食をつまんでいるだけなので、お腹はかなり空いている。滞在する村の名物メニューを注文する。

 

 [20:00]

晩酌。(みんなやるわけではない) 

1ユーロの生ハムと、1ユーロもしない缶ビールの組み合わせが最強。

宿で飲みながら、明日どこまで歩くかを決める。洗濯物とかも入れておく。

 

[22:00]

 就寝。

みんな夜は早いので自分も明日に備えて寝る。

 

 

 

うん、ほとんど歩いて1日が終わるよね。笑

 

 

 

②これは何なのか

 一言で言うと、サンティアゴ巡礼」

「お遍路さんの旅」の欧米バージョンといったところだと思う。 

 

ゴール地点の「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」に向かってひたすら歩いていく。(チャリでもよい)

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サンティアゴ・デ・コンポステーラ。でっかい教会。

 

一応キリスト教関係の伝統(?)だが、キリスト教徒でなくてもできる。

キリスト教ガチ勢の人は、数年に一回、この長い道を歩いているらしい。

 

さかいが歩いたのは120キロほどだが、全長は800キロを超える。

ピレネー山脈を越えたりもするので、かなり過酷だろう。

 

 

 

③感想

 「いい経験やったけど、当分はやりたくないな~」

という経験は、誰にでもあるだろう。

 

まさしくそれです。笑

 

たしかにゴールした時の達成感はあったし、道中色んな人の優しさにも出会えた。

流れ星も見ることができた。

 

 

でも、もう50年くらいはいいかな。笑

(とか言ってまた数年後800キロ歩いてるのかも)

 

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4日間で歩いた距離&歩数。



 

あ、新婚旅行とかで行ったら仲がめっちゃ深まると思いますよ!笑