見切り発車で決断する3つのメリット
海外旅行に行く!と決めたらまず何から始めるだろうか?
おそらく、大体の人は
①どこに行くか決める
②そこで何をするか決める
③休み取れるか確認する
④(実家暮らしの人は)親に許可をもらう
⑤チケットをとる
といったところではないだろうか。
しかし、さかいの場合はこんな手順になっている。
①どこに行くか決める
②チケットをとる
③休めるようにがんばって調整する
④親に事後報告をする
⑤何をするか決める
チケットをとってから、バイト先に休めるように連絡する。大学を自主休講できるようにそれまで頑張って出席する。笑
チケットをとってから、親に「今度○○行きます」という事後報告をする。
どこで何をするかを決めるのは、現地に着いてからだ。
つまり私は、まずチケットをとってから、もろもろの手続きを行う、いわゆる『見切り発車』タイプだ。
何なら、テキトーにチケットを検索して安いチケットに食いつく時もあるので、①が「チケットをとる」になるのかもしれない。
旅に限らず、インターンもサイトを5分見ただけでノリで申し込んでそのまま入ってしまったり、プログラミングも少ししかできないのにプログラミングスクールの講師役に申し込んだりもする。
一見、無謀に思えるかもしれないが、なるようになる。
もちろん、最低限のリスクヘッジは必要ではあるが、それ以上にいろいろなメリットがあるように思う。
今日は、それの紹介。
見切り発車することによる利点
①フットワークが軽くなり、先手を打てる
これが最大のメリットだと思う。
見切り発車の最大のメリットは、スピーディーであること。
周りがなんやかんや決めあぐねている間に、「やりまぁぁぁぁす!!」と列車に駆け込んでしまうのだから、どんどん次のことを決めていくことができる。
私はまだ学生だが、仕事において「スピード」は非常に大事だとよく言われている以上、これは大きなメリットになるだろう。
②そうせざるを得ない状況に自分を追い込むことができる
海外旅行の例で言うと、 一度チケットをとってしまったら、行かないわけにはいかない。
お金がもったいないからだ。笑
そうなると、ビザが必要なのか、荷物は何がいるか、学校やバイトの予定をどう調整するかなどを『半強制的に』行うことができる。
「火事場の底力」という言葉があるが、それと似たような効果が発揮できると思う。
自分自身を追い込むことで、それに向かって必要な事柄を行うことができる。
③マネジメント能力がつく・把握できる
②で紹介したように、自分の中で「締め切り」を作ることで、迅速に効率よく目的に向かって作業をすることができる。
つまり、「無駄な時間」を減らすことができるのである。
目的が決まっている以上、目的から脱線する可能性も低くなる上、何よりも時間がない場合が多いので、効率が上がる。
「まあ、まだチケットとってないし、また今度決めるか~」ということがなくなるのである。
そして、自分自身のマネジメント能力がどれほどかも理解できてくる。
自分を追い込んで必死に取り組むため、「これくらいのことならできる」ということが大体わかってくる。
だから、「これは無謀すぎるな。」とい判断もできる。
(私も無謀すぎる挑戦はしません。笑)
勉強も(おそらく仕事も)始めに自分を追い込んで、限られた時間の中で成果を出すことが大事なのではないだろうか。
その方が、空いた時間を他のことに回すことができる。
物事の生産性を高めるには、「目標」だけでなく「締め切り」を決めてしまうのが大事なのではないかと思う。