CARPE DIEM

今を生きる旅人大学生の記録・コラム。

【36時間乗車】ブエノスアイレスからパタゴニアまでの大移動に私のおけつが挑んだドキュメンタリー

南米ってポテチがお菓子コーナーとは別の場所にあって、それを探すのに苦労するのが最近の一番の悩み。

 


どうも、さかいです。

 


リアルタイムはチリのコジャイケ。

ちょっとずつ北上しています。

 

 

ブログの方はまだ2週間前の話です。笑

 

 

昼間から酒飲んで楽しさとちょっとした罪悪感を残してブエノスアイレスを離れることに。

 


次の行き先は、チリのプエルト・ナタレス
地図で言うとここ↓

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パタゴニア地域にあたる。

 

 

ブエノスアイレスからの行き方は二通り。

  1. 飛行機で行く(半日あれば着く)
  2. バスで行く(36時間+乗り換え)

 

 

値段はどちらもそれほど変わらない。

 

 

 

ということなので、私はもちろん②を選択。

 

 

 

いや、もちろん理由はあるんですよ。笑

 

 

 

【バスで行く理由】

  • ちょぴっとだけ飛行機より安い
  • 景色を楽しめる
  • 旅の移動は陸路でないといけないという謎のこだわりがある
  • ブログのネタができる

 

まあ一言で言えば、『逆に』おもしろそうってことですね。笑

 

 

 

ひとまず、ブエノスアイレスからリオ・ガレゴスという恐竜のような名前の街まで行き、乗り換え。

 

 

チケットは、バス泊2泊、食事&毛布付きで、3848ペソ(約12000円)。

 

 

高いんか安いんかわからん。笑

 

 

夜19時、出発。
到着するのは、翌々日の7時。

いよいよバスに乗車。

 

 

 

 

席に座って出発を待っていると、隣に日本人らしき女性が座ってきた。


「日本人ですか?」と聞くと、その通りだった。

 


彼女は私と同じく大学生で、南米を旅しているらしい。


しかも、京都の大学に通っているそうなので、帰国後も会うことができる。

 


彼女は小柄で、髪型はショートボブ。ぱっちりした目をしているのが可愛らしい。

 


それでもって、旅人にありがちなガツガツさもなく、おしとやかで少しゆるっとした性格。

 


聞くところによると、彼女も私と同じくプエルト・ナタレスまで行くらしい。

 


「あ、しょうまさんもプエルト・ナタレスまで行かれるんですね♪ 私、バスで退屈したらどうしようと心配してましたが、よかったです〜♪」

 


彼女は安心した表情をしている。

 


「プエルト・ナタレスからどちらまで行くのですか?」

 


私が尋ねると、

 


「えーっと、、エル・カラファテに行って、そのあとエル・チャルテンかな〜♪」

 


完全に私と同じではないか。

 


「えー‼︎本当ですか⁉︎だったら一緒に周りましょうよ♪」

 

 

彼女は私に好感を示し始めている。

 


そんな話をしているうちに、乗務員が機内食を運んでくる。

 


「Vaso de vino, por favor.」

 


スペイン語のできない彼女の分の飲み物も私が注文してあげる。

 


スペイン語できるんですね♪」

と感心する彼女に対して、

 

 

「いや、まだまだ全然ですよ。」

と、謙虚さも兼ね備えていることを暗に示す。

 

 


頼んだワインで乾杯。

 


機内食もいいですけど、無事に到着したら温かいもの食べたいですね♪」

 

 

と言う彼女に対して、

 


「到着したら温かいオニオンスープ作りますよ。普段はあまり他の人の分まで料理はしないのですが。」

 

 

と、料理できる男&あなただから特別に作ってあげますよ感をさりげなくアピール。

 


「わぁ〜‼︎嬉しいですっ♪こんな出会いがアルゼンチンのバスであるとは思ってもいませんでした♪」

 

 


彼女のハートをがっちりとつかんで、36時間彼女とバスで二人きりで過ごしていく…


というのが理想だった。

 

 

 

だが、現実はそうにも行かない。

 


そもそも私の座席は1列+2列シートの1列の座席だったし、通路を挟んだ向かいに座っているのはガーガーいびきかいて寝ている太ったアルゼンチンのおばさん。

 


バス内を見渡しても、日本人など私しかいない。


まあそりゃみんな、飛行機で行くもんな。笑

 

 

とは言っても、ぼっちでも大体何でも楽しめる私にとってはそれなりに楽しかった。

 


36時間のバスは過酷そうだが、思っているほどキツくはない。

 


アルゼンチンのバスは快適で、

という感じだった。

 


今まで色々な国で長距離バスに乗ったが、アルゼンチンのバスが一番快適。
座席はこんな感じ↓

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フットレストもあり、リクライニングも150度くらいまで倒れるので、全然寝られる。

 

 

ブランケット&枕&電源も付いている。

 

 

トイレも設営されている。

飛行機のトイレのような感じで、汚くはなかった。

 

 

機内食もまずまずのクオリティ。朝食・昼食・おやつ・夕食が出てくる。(朝食とおやつは全く同じメニューだった)

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(夕食。写真撮るの下手くそ。)

 


私が見た旅ブログでは、食事が「ハムとチーズのサンドイッチと、ハムと、チーズと、パン」という摩訶不思議な献立だったらしいが、私のバスはそんなことはなく、ちゃんとした料理が出てきた。


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(朝食。ちゃんと全部挟んでくれている。)

 


飲み物もその際に飲むことができる。

 


飛行機ほど種類は選べないが、それでもワインを飲めたりもする。

 

 


そんな2泊3日に渡るバスライフを送っていた私。

 


何をしていたかというと、

  • 寝る
  • 本を読む
  • 桃鉄をする
  • ブログを書く

ぐらい。

 

 


最後の方はかなり暇だった。笑

 

 

車窓の景色を楽しめるかと思っていたが、ずっとこんな感じの景色が続くだけ↓f:id:shomapy:20181030200307j:image

 

途中、街に到着してまた出発すると、再び同じような景色が続く。

f:id:shomapy:20181030200347j:image

 

 


「良い経験になったが、二度としたくない」
とは、まさにこのことだろうと思いながら、バスは進んでいく。

 

 


後編へ続く。

 

 

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