CARPE DIEM

今を生きる旅人大学生の記録・コラム。

【ヒッチハイク】何もない道で、ビールを飲みながら。

南米の人、雨が降っても傘をささない。

 

 

パラグアイに傘を忘れた私も、傘をささない。(させない)

 

 

 

どうも、さかいです。

 

 

 

リアルタイムはチリの首都、サンティアゴ

 

 

やっと都会に戻ってきた~~

 

 

 

旅日記、書きます。

 

 

気付けば二週間以上のタイムラグができているぜ!

 

忘れないうちに書かないと・・・(汗

 

 

 

ペリトモレノ氷河を満喫し、次の目的地へ。

 

 

向かう先は、エル・チャルテン。

 

 

今いる場所は、エル・カラファテね。

(何故かオネエみたいになった)

 

 

 

ヒッチハイクで行く。

 

 

距離にして215キロ。

 

 

 

前回のヒッチ移動は、

プエルト・ナタレス→エル・カラファテ

 

の350キロだったので、まあ余裕っしょ。

 

 

 

......と思っていたのが間違いだった。

 

 

 

出だしは好調だった。

 

 

 

宿から町外れまで歩く。

 

 

ワンチャン、その間で捕まらないかと、ヒッチしながら歩く。

 

 

 

......捕まった。笑

 

 

 

優しい女性の方だった。

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車を走らせること30秒。

 

車が停車する。

 

 

 

さらに二人組のヒッチハイカーが乗ってきた。笑

 

 

 

ちなみに言うと、車内が一杯で乗せられなかったが、奥にもう一人ヒッチしていた。

 

 

 

考えることはみんな一緒やねんな。笑

 

 

 

その二人組はアルゼンチン人で、私と行き先が同じだった。

 

 

 

お姉さんには、15キロ先まで乗せてもらった。

 

 

 

三人とも降りる。

 

 

 

ここからが長かった。

 

 

 

なかなか捕まらない。

 

 

そもそも、車がそんなに通らない。

 

 

そして、道以外何もない。


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天気はものすごく良い。笑

 

 

写真の奥に小さく写っているのが、アルゼンチン人のヒッチハイカー。

 

 

 

ヒッチハイクのマナーとして、

『後から来た人は先に来た人より後方でヒッチする』

というものがある。

 

 

彼らの方が先にヒッチをしていたので、私は少し後ろの方でヒッチしていた。

 

 

 

しかし、私はおろか、アルゼンチン人コンビも捕まらない。

 

 

かれこれ2時間以上待っている。

 

 

 

その間は、音楽を流したりブログを書いたりしているのだが、それでもヒマ。

 

 

 

ブログ書くのって結構集中するから、一気に何本も書けないんだよね。

 

 

 

そんな状況の中、アルゼンチン人コンビの一人が、私のところへやってきた。

 

 

「アミーゴ!これ食べろよ!」

渡されたのは肉の塊。

 

 

おれは犬か。w

 

 

ただ、お腹は空いていたので、犬のようにおいしくいただく。笑

 

 

 

肉の塊をもらったので、何かお返しをするべきだ。

 

 

 

何をあげよう。

 

 

というか、何があったっけ。

 

 

 

クラッカーがあるが、あげるほどのクオリティーも量もない。

 

 

他の食料は、米(調理前)やパスタ(調理前)などしかない。

 

 

 

どうしよう......

 

 

 

..................

 

 

 

..................あ。

 

 

 

そういえば、アレがあったな。

 

 

 

..................ビール。

 

 

 

その時、私はビールのロング缶5本を持ち歩いていた。

 

 

いや、理由はあるんよ。笑

 

 

 

今から行くところは物価が高いと聞いていたうえ、今までいたところのスーパーで、ビールが5本の値段で6本分買えたんよ。

 

 

そりゃ買うっしょ!!笑

 

 

んで、昨日1本消費して、残りの5本を重たい重たい言いながら持ち歩いているわけ。

 

 

 

まあでも、さすがに5本は重たいし、肉の塊のお礼に1本くらいあげてもええやろ。

 

 

 

車もなかなか停まってくれへんし、

もうビール飲みながらやろうぜ。

 

 

心の何かが外れた瞬間である。

 

 

 

ビールをあげる。

 

 

 

結果

 

 


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めちゃめちゃ仲良くなった。笑

 

 

 

青空の下、音楽をかけながら、ビールを飲みながら、ヒッチ。

 

 

 

たのしい♪

 

 

ちょっと悪いことしている感じが良い。

 

 

 

結局、4時間くらい待ってようやく停まってくれた。←

 

 

後部座席を三人でぎゅうぎゅうになりながら、15キロ先の道の分かれ目まで乗せてくれた。

 

 

 

なお、アルゼンチン人の一人はこの車に上着を忘れる。

 

 

もう、ビール飲みながらヒッチするからよ!

(また何故かオネエみたいになった)

 

 

 

再び三人で車を待つ。

 

 

30分ほど待ち、再び車が停まってくれた。

 

 

しかも、目的地のエル・チャルテンまで行くらしい。

 

 

ラッキーすぎる。

 

 

 

再び後部座席を三人でぎゅうぎゅうになりながら、進む。

 

 

 

兄ちゃんたち、ありがとう!f:id:shomapy:20181112114808j:image

町に着いたので、共にヒッチをしたアミーたちともお別れ。

 

 

この時には私たちには確固たる絆が生まれていた。

 

 

その絆を生んだのは他でもない、ビールである。

 

 

 

ちなみに、彼らとは翌日、登山道で再会した。笑

 

 

旅人の世間は狭い。

 

 

 

ということで、宿へ到着。

 

4泊するつもりもなかったのに、今後いろいろあり・・・

ホテル名:Hostel Los Viajeros

料金:4泊1083ペソ(約3249円)

清潔さ:★★★★☆

アクセスの良さ:★★★★☆

Wi-Fi:最後の二日間ヘボかった。

シャワー:お湯。

その他:アットホームな感じ。オーナーの娘が宿のアイドル。Wi-Fiが安定しなかったのが少し残念。

 

 

最後に。

 

 

えー、みなさん。

 

ビールを飲みながらヒッチするの、おすすめです。

 

 

 

ヒッチハイクは車が停まってくれないと、段々と気が滅入ってきます。

 

 

そんなときは、ビールを飲みましょう。

 

 

青空の下、道以外何もないところで飲むビールは最高です。

 

 

 

え、ビールを飲むとトイレに行きたくなる??

 

 

周りに誰もいないから大丈夫だよ。


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