CARPE DIEM

今を生きる旅人大学生の記録・コラム。

【パイネ国立公園】パタゴニア編開幕!絶景が見られると思いきや・・・?

贅沢せずに我慢しすぎるのは良くないが、贅沢しすぎるとそれが罪悪感となりストレスになる。

 

 

 

どうも、さかいです。

 

 

 

えーと、その、はい。お久しぶりです。笑

 

生きています。

 

フェリーに乗っていたのですが、30時間移動のはずが到着したら50時間経っていました。笑

 

詳しくはまた後日。

 

 

 

今回からはパタゴニア編。

 

 

 

そもそもパタゴニアとは、南米大陸の南の地域にあたる。

 

 

国で言うと、チリとアルゼンチン。

 

 

二国を行ったり来たりするので、「パタゴニア」とまとめることが多い。

 

 

 

ちなみに、アウトドアブランドに「パタゴニア」があるが、これのロゴはパタゴニア地方のとある山からデザインされている。

 

 

 

その山に行った話もまたまた後日。

 

 

ずいぶん先延ばしにするなぁ。笑

 

 

 

今回はチリのパイネ国立公園に行った話。

 

 

公園と言っても、山。登山なんだけどね。

 

 

 

50時間にも及ぶバス移動を終え、宿に到着。

 

 

 

晩御飯を作る。

 

 

夜遅くて買い物に行けないので、手持ちの食料だけで作る。

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麺とツナ缶だけで作ったパスタをおいしいと感じられるのがハッピーに感じる一方、どこか自分が安っぽい人間にも感じる。

 

 

 

ここの地域の目玉、パイネ国立公園に翌日に行こうかとも思ったが、さすがに疲れている上、食料も情報もないのでは翌々日に行くことに。

 

 

 

ということで、翌日は休息日にし、宿でうにうにしていた。笑

 

 

 

パイネ国立公園には様々な登山コースがある。

 

 

テントを張りながら、何日も周るコースもあるが、テントも寝袋もない私は、日帰りコースに。

 

 

 

バスに乗って、公園入り口まで移動。

 

1時間半くらい。

 

 

到着すると、入園料を支払う。

 

21000チリペソ(約3500円)

 

 

高いわ~~

 

 

 

入場はしたものの、登山口まではまだ距離がある。

 

 

事前に調べたところによると、登山口までシャトルバスが出ているはずだったが、現地係員に「歩け」と言われる。

 

 

7キロ。

 

 

 

まあ、歩けない距離ではない。

 

 

というかそもそも歩くしかないんか。

 

 

 

歩く。

 

 

 

うん、まあいい景色やけど、これから登山したらもっといい景色やし、体力消耗したくない。

 

 

それに、私が行くコースは帰りのバスの時間的にゆっくりしていられない。

 

 

 

よし、ヒッチハイクしよう。

 

 

 

私のようにバスで来る人は、登山口まで歩かなければならないが、車で来る人は、登山口まで車で来られる。

 

 

そいつらに乗せてもらおう。

 

 

 

歩きながら、車が来たらヒッチする。

 

 

 

だが、捕まらない。

 

 

 

そもそも、車がそんなに通らない。

 

 

 

歩く。

 

 

 

たまに車が通ると、ヒッチする。

 

 

 

捕まらない。

 

 

無念。

 

 

 

7キロ中5キロ歩き、ヒッチを諦めかけていたころ、一台の車が止まってくれた。

 

 

トミーとダニエル。

 

 

チリ人の親子で、私と全く同じルートを登山するとのこと。

 

 

しかも、帰りの方角が同じで宿まで送ってくれるとのこと。

 

 

これはラッキー。

 

 

 

トミーとダニエルと登山開始。f:id:shomapy:20181105113459j:image

うん、天気悪いよね。笑

 

 

 

登る。

 

 

 

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こんなに天気が悪いのは逆にツイているのか・・・?

 

 

 

ちなみにさかいが登山をするのは、

  • 小学生にときに登った金剛山
  • 大学生になって登った富士山

 

以来、三度目。

 

 

完全なる初心者である。笑

 

 

 

山を最初に登った人ってすごいよね。

 

 

登山道も何もないところを登る。

 

 

どういう気持ちで登るんだろう。

 

「ちょちょ、あの山登ったらおもしろそうじゃね?!」

 

という感じなのか。

 

「あの山最初に登ったんおれやねんで~!おれ天才~!」

 

と自慢するためなのか。

 

 

 

真偽はわからないが、そんなことを考えながらひたすら登った。

 

 

 

途中から雨が降り出し、足元から悪くなってくる。

 

 

 

また、トミーとダニエルに加えて、ウーゴも登山メンバーに加入。

 

 

彼はアルゼンチン人で、日韓ワールドカップの際に日本に来たことがあるらしい。

 

その影響で、島唄を歌うことができていた。(もちろん日本語で)

 

 

ちなみに私とウーゴは、一週間後アルゼンチンの宿で再会する。笑

 

 

 

4人で登る。

 

 

 

しかし、天気は良くなるどころか、雨が雪に代わる。


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私はなぜ、地球の裏で雪山登山をしているのだろう。

 

 

そう思いながら、登る。

 

 

 

頂上まで残り20分ぐらいまで来たとき、トミー達が決断を下す。

 

 

引き返そう。

 

 

足元が悪すぎる。危険だと。

 

 

引き返そう。

 

 

 

「あと20分やん!」

 

という気持ちはかなりあったが、仕方がない。

 

 

引き返す勇気も必要。

 

 

イモトの登山でも、途中で引き返すことはあるし。

 

 

 

ということで、途中下山開始。

 

 

 

え、山頂の景色?

 

 

#torresdelpaine

で各自検索してくれ。笑

 

 

 

まあ、見たかったけど、仕方がない。

 

 

ヒッチハイクに成功し、友達もできたからOK。

 

 

絶景はこれからも続くはずだし。

 

 

 

これもまた旅だ。

 

 

 

 

・・・下山すればするほど、天気が良くなる。笑
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これだけでも、十分良い景色。

 

 

 

ということで、無事に下山。

 

 

 

帰りは、トミーとダニエルに宿まで送ってもらった。

 

 

 

二人とも、ありがとう!


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ちなみにトミーはサンティアゴに住んでいるので、また会う予定。

 

 

 

現在、

「いつ来るの?いつ来るの??」

と、恋人のように尋ねられている。

 

 

 

そんなパイネ国立公園の登山。

 

 

登頂はできなかったが、新たな出会いもあり、楽しかった。

 

 

 

過程を楽しむのが、『旅』だもんね。

「旅」と「旅行」の違いを私が説明しよう。 - CARPE DIEM

 

 

 

翌日はアルゼンチンへ再入国する。

 

 

 

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