僕はこうして旅に出るようになった。~バックパッカーとの出会い~
水のシャワーは人の心も冷たくする。
どうも、さかいです。
リアルタイムはまだチロエ島。
気付けば今日で5泊目。笑
今回は私がよくされる質問に(勝手に)答えるコーナー。
『私=旅人』であると知った方が、一番よくする質問は、
「海外で何してるの?」
これに対して何と答えているかは、こちらの記事を見てください見てください見てください↓
そして、その次に多くされる質問は、
「なぜ、旅をするようになったの?」
今日はこちらの話をしたい。
なぜ、旅をするようになったのか。
答えは簡単。
知り合いで同じようにやっている人がいたから。
私が高校生のときである。
通っていた塾で、OBが講演を行うようなイベントがあった。
ただ、講演とはいえ、
「毎日12時間べんきょぉぉぉ‼︎‼︎ 目指せ難関だいがくぅぅぅ‼︎‼︎」
という感じではなく、基本的に勉強や受験とは関係のない、大学でやっていることや海外での体験を緩く紹介する場である。
あるOBが、その講演をすることになった。
その時の私はバックパッカーのバの字も知らなく、「海外で行ってきた人の話〜」ぐらいのつもりで出席した。
その人の講演は、プロジェクターで写真や動画をふんだんに使って紹介してくれた。
はじめから衝撃だった。
「これ、僕が道を渡る動画です〜」
と、歩行者を優先する気が微塵もない、東南アジアの横断歩道を渡る動画が映し出される。
「車、全然スピード落とさないから渡るのにテクニックいるんすよね〜」
なんやねんこれ。
めちゃめちゃおもろいやんけ。
(さかい撮影。カンボジアの屋台)
その回は、東南アジア数国を周った回だったが、何から何まで衝撃的だった。
- リュック一つで旅していること。
- トゥクトゥクに乗ったこと。
- ホテルは予約せず、現地で直接探していること。
- 一泊500円の宿に泊まったこと。
- 必死に値段交渉をしたこと。
- ゾウ使いの免許を取得したこと。
- 夜行列車でオネエに絡まれたこと。
普段学校へ行ってサッカーしてお勉強しているだけの私にとっては、別世界だった。
自分も、行ってみたい。
夜行列車でオネエに絡まれたくはないが、行ってみたい。
目から鱗だった。
(さかい撮影。アジアの夜行列車)
そして、第二回、インド篇。
今となってはもう二回もインドに行き、いつが三回目になるかを考えている私だが、当時の私にとっては衝撃。
第一回の東南アジア篇も衝撃だったが、インドがそれを凌駕していた。
「恒例の、僕が道を渡る動画です〜」
確かに、動画を見ても、道を渡る難易度は上昇している。笑
- 毎日カレーだったこと。
- インド人に騙されたこと。
- でもインド人はフレンドリーだったこと。
- 車のクラクションが延々どこかで鳴っていること。
- 道端に野良犬ならぬ野良牛がいること。
- くっそ汚いガンジス川でバタフライしたこと。
- そのせいで帰国後も一ヶ月は下痢が止まらなかったこと。
(さかい撮影。インドの野良牛)
こんなにおもしろい場所がこの世にあるとは思ってもいなかった。
大学生になったら、行ってみたいな。
これがバックパッカーとの出会い。
この講演なしに、今の私は間違いなく存在しない。
バックパッカーの存在を、二回も面白く紹介してくれた私の先輩には感謝している。
ちなみにその後の話をすると、私は無事に大学に進学。
19歳のときに初めて一人でタイへ行く。
今振り返れば、特に何もしていないのだが、初めての一人海外だった私には何をしても楽しかった。
先輩と同じように、道を渡る動画も撮った。
(バックパッカーの聖地、カオサンロード。バックパッカーデビューを果たす。)
これがきっかけで、海外放浪にハマる。
その後というものは、インドをはじめ、現在の南米旅を除いても10カ国を訪れた。
(インドへは既に2回行った。写真真ん中のザキヤマ系インド人のTシャツの『INDIA IS GREAT』の文字がポイント。)
そして、私がOBとして、現役の塾生に私の旅を紹介する側に周ったのである。
数年前は聞いている側だった私が、今は話す側に周っているのが感慨深かった。
- 道を渡る動画
- 野良牛が道を歩いている動画
- 乗馬ならぬ、乗駱駝している動画
- タイ&インドの観覧車の動画
- ロケットランチャーを撃つ動画
出し惜しみなく紹介した。
みんな、笑いながら楽しく聞いてくれた。
もしかすると、この南米旅の話もまたするかもしれない。
そのときは、一時間などでは収まりきらないだろうが。
私の旅の鉄板ネタ↓
最後に、嬉しい話を一つ。
先日、Facebookで、私とは全く面識のない人から友達申請が来た。
プロフィールを見た感じ、自分の高校&塾の後輩っぽかったので、とりあえず承認した。
どうしても気になったので、
「なぜ私のことを知っているのか」
と、メッセージを送った。
すると、彼は私の講演に出席していて、私の話がきっかけで自分もバックパッカーをしたいですと返ってきた。
私のブログも見つけるやいなや、はじめの記事から全部読んでくれたらしい。
通りで、ブログ更新できていなかったのにアクセス数がやたら多い&日本時間の朝4時くらいに友達申請来た訳だ。笑
いずれにせよ、めちゃめちゃ嬉しかった。
講演してよかった。
ブログ書いててよかった。
いつかその後輩も世界を旅し、道を渡る動画を撮影し、更なる後輩へ旅の話をしてほしいな。
旅の写真や動画を手軽に紹介しています。
【Twitter】
旅とは直接関係のないツイートが多めです。
さかい@南米周遊 (@shomapy1996) on Twitter
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