【FITZ ROY】日の出を目指して深夜登山。そこに待ち受けていたものは・・・?
絶景を見続けると、感覚が鈍ってくる。
そのため、現在は充電中。
どうも、さかいです。
リアルタイムは(まだ)サンティアゴ。
前書きの通り、絶景を見続けると、絶景が絶景だと感じなくなるんですよね。
箸休め的な時間が必要。
ですので今はサンティアゴで現地の方の家で居候中です。←
時間はかかったものの、なんとかエル・チャルテンに到着。
ここに来た目的は、『フィッツ・ロイ』という山を見るため。
フィッツ・ロイとは、アウトドアメーカーのパタゴニアのロゴマークになっている山である。
フィッツ・ロイを登っても、フィッツ・ロイ自身を見ることはできないので、近くの山を登って、フィッツ・ロイを眺めるのが主流。
まあ、町からでも見ることはできるんだけどね。
(これは町外れからの写真。)
町の西側に位置するフィッツ・ロイ。
一番人気の眺め方は、『ご来光で真っ赤に染まるフィッツ・ロイ』を見る。
私もこれを狙っていた。
しかし、天気の方があまり思わしくなかった。
当初、この町には3泊する予定だった。(結果的に4泊したが)
到着した初日と、出発する4日目は、登山はできない。
よって、登山は2日目か3日目。
それなら、2日目に準備をしっかりとして、3日目に登山しようと思っていた。
だが、天気予報を見ると、曇り。
2日目も3日目も曇り。
・町の物価が高い
・これから行くところがたくさんある
ため、延泊はしたくない。
(結局違う理由でしたけど笑)
どうしよう。
天気予報を詳しく見ると、2日目の方がまだマシ。
ならば、もう2日目に登ってしまおう。
よし、登山の情報を手に入れるべく、旅人のブログをチェックしよう。
何時に出ればいいんだ...?
......お。
............おお。
........................1時半。
相当早起きやな。
いや、そもそもこれは『早起き』になるのか?
まあいいや。
町に着いたばかりだが、準備しよう。
食料を調達し、サンドイッチを作る。
起きてすぐに出発できるように荷物の準備も完了。
ドローンの充電もバッチリ。
1時にタイマーをセット。
まだ9時半ですがおやすみなさい。
深夜1時。
おはようございます。
スッと起きることができた。
私、絶対に起きないとヤバい日はスッと起きられるんですよ。
大学の1限は寝過ごすときありますが←
出発。
ここから5時間近くかけて山頂まで登る。
もちろん、道中は真っ暗。
広いところに出ると、月明かりで辺りが少し見えるが、森に入ると真っ暗。
懐中電灯などもちろん持っていないので、スマホの電灯を使う。
うん、スマホってマジで便利。
昔の旅人なら必要だった、
- 懐中電灯
- ガイドブック
- 地図
- チケット
- カメラ
などが全て一つにまとまっているもんね。
どこかのブログで、コンビニのビニール袋(小さいやつ)だけに荷物を入れてぶらり旅している人がいたが、私もやろうと思えばできる気がする。
南米5ヵ月は無理でも、東南アジア弾丸2泊3日とかなら行けると思う。
パンツ履き替えたいからできるならリュックで行きたいけど。笑
話が逸れた。
「スマホ便利ぃ♪」
と思いながら、登山。
それほど道は険しくない。
どんどん登る。
スタートから4時間程経過。
悲報。
さかい、道を間違えていた。
間違えた道を30分程も進んでいた。
ご来光で赤く染まるフィッツ・ロイが見られないかもしれない。
赤く染まる時間はほんの数分しかない。
残された時間はそれほど多くないが、まだ間に合う余地はある。
急いで引き返す。
10分もかからず正しい道まで戻ってこれた。
頂上まであと1時間程のところまで来た。
しかし、この1時間がキツすぎた。
急斜面の岩道をひたすら登る。
もう登山なのかロッククライミングなのかわからん。笑
ダッシュで引き返したこともあり、めちゃめちゃキツかった。
結局、日の出までの登頂を断念。
ゆっくり登ろう。
登山開始5時間半ぐらい経過し、ようやく登頂。
そこから見えた景色は・・・!!
圧倒的cloudy!!
もう、チリのトーレス・デル・パイネといい、私は天候に恵まれない。
一瞬だけ晴れたけど。
心が清らかな方なら、真っ赤に染まるフィッツ・ロイが見えているはずです。
見えない方は心を浄化する必要があります。
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何も見えない中、ダメ元でドローンを飛ばしてみた。
すると、湖がめちゃめちゃきれいに映った。
天気が良くなりそうもなく、頂上は寒いので、下山開始。
雪山w
帰りは飯食ったり寄り道したりダラダラと下山。
宿に着いたのは16時半だった。
えらい長い登山だったな。笑
晩御飯を作り、食べたらすぐに寝た。
パタゴニアに来て、写真中央奥の、玉ねぎのスープにハマっていた。
玉ねぎを切って茹でて、野菜スープのルーを入れるだけ。
お好みでバターを。
くっそ簡単やけど、くっそうまい。
カレーや野菜スープのルーを発明した人は天才です。
旅先で自炊するとき、「ルー」を持ち歩くのは、おすすめですね。
今日はいろいろと話が逸れたな……
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