CARPE DIEM

今を生きる旅人大学生の記録・コラム。

ある通信教育会社の、『自称』質の良い勉強について思うこと。

最近はどれだけ遅くに寝ても朝6時には目が覚める。

 

 


どうも、さかいです。

 

 


ペルーのゲストハウスの管理人生活13日目。

 


前回の続きのようで、内容は全然違います。笑

 


私が中学生の時、よく通信教育の勧誘のDMが届いていた。


そこがウリにしていたのが、
効率よく勉強できる
こと。


そのDM曰く、1日20分するだけで、授業にもしっかりとついていけて定期テストでも点数が取れるらしい。

 


…………笑わせんじゃねえよ。

 

 

私からすると、はじめからそれは不可能。

 

そんなに勉強は甘くない。

 


このDMでもそうだが、
「勉強は量より質!」
と謳う人は多いが、その言葉を鵜呑みにして勘違いをしている人が多い気がする。

 

 

私が教えている塾の生徒にもたくさんいるんだけど。

 


『勉強は、量なのか質なのか』論争に私なりの見解を述べたい。

 

 

 

【大切なのは『質』】

結論から言うと、勉強は『質』が大切だと思う。

 


私は高校生のとき、大学受験の勉強で1日10時間くらい勉強していた。

 

10時間と聞くと多いように感じるかもしれないが(実際少なくはないけれど)、12時間や14時間勉強している人もいた。

 

しかし、そんな人たちを見ても私は危機感を全く感じなかった。


なぜなら、10時間勉強すれば頭が疲れてくるから。


みっちりと質の高い勉強を10時間もすれば、頭が疲れてきて、問題がスラスラ解けなくなってくる。


運動すると体が疲れる現象の、頭バージョン。


当時の私の頭の体力の限界は、10時間だったのである。

それ以上の勉強は負荷が大きい一方で、あまり頭に入らない。

 

だから1日の勉強時間は10時間にしていた。

 

 

頭の体力には自信のあった私なので、周りが10時間以上勉強していても何とも思わなかった。

おそらく、そういう人たちは質の低い勉強をしているだけだと思っていた。

 

たまにいる、自習室に来てるおれかっこいい的なやつ。笑


塾の先生になって余計に感じるが、そういうやつほどボーっとしている時間が多すぎる。

 

 

勉強で大切になるのは、最終的には質。

 

 

 

【質を高めるにはどうすればいいか】

……とここまで言うと、最初の通信教育の1日20分理論は正しく聞こえるかもしれない。

 

 

しかし、この理論は実践できない。

 

 

個人的には詐欺とも言える気がする。

 

ただし、『筋』は通っている。

 

 

…………わけわかんなくなってきたね。笑

 

 

1日20分勉強するだけで点数が取れるか?

 

当時の私には、不可能である。

 

しかし、22歳現在の私なら、おそらく可能である。

(もちろん、今まで習っていない新しいことを学ぶという条件で)

 


例えば、中学生向けに『中国語』という科目が存在したとすれば、中国語を全く知らない私でも、1日20分勉強すれば点数が取れる。

 

中学生の私にはできないけれど。

 

 

中学生の私と現在の私で何が違うかと言うと、『勉強の質』である。

 

 

中学生の私は、まだ一度も受験を経験していないアマちゃん。


それに対して現在の私は、高校&大学受験などを乗り越え、たくさん勉強してきた。

 

勉強する内容が全く新しい内容でも、どうすれば質の高い勉強ができるかが今の私なら何となくわかる。


それは、今までたくさんの『量』をこなしてきたことで、勉強の『質』を高めてきたからである。

 


具体的には、
・どのようにして暗記するか
・どのようにして問題演習をするか
・どんな環境で勉強すべきか
・どの時間帯で勉強するのがよいか
・眠くなったときの対処法
などが、今の私ならわかる。

 

だから、1日20分の勉強だけでも点数が取れる自信がある。

 


しかし、これは中学生の私にはできない。

 

経験(=歴代の勉強量)が圧倒的に足りない。

 

『質』を高めるには、『量』をこなす他ないのである。

 


いくら先生が質を高めるメソッドを伝授しても、それだけでは質は上がらない。

 

 

実践して試行錯誤しないと、質は上がらない。

 


そして、その中で『失敗すること』も必要な過程である。


私の場合も、
「今日は集中して勉強できなかったな〜」
という経験は山ほどある。

 

くそ眠い中、授業を受けて結局何も頭に入らなかったり、少し昼寝をするだけのはずが起きたら3時間も寝ていたという絶望の起床、いわゆる『絶起』をするなど。
そうした経験の一つ一つを教訓にして、より勉強の質を高める。
少し自慢になるが、高3の冬にもなれば
・暗記科目を学習すべき時間
・理系科目を勉強すべき時間
・しっかりと休憩を取れる方法
・頭が冴える就寝&起床時間
・ぐっすり眠れるために就寝前にすべきこと
・コーヒーを飲んでカフェインを摂取するのによい時間
・効率の良い昼寝の仕方
・性欲の処理(真面目な話。高校生にとってこれは大事!笑)
など、しっかりと把握できていた。

 

 

だから、いつ何をどれだけ勉強して何時に飯を食べてコーヒーを飲んで昼寝してどの頻度で性欲を発散するか(笑)まで、完全にルーティン化できていた。

朝も勝手に目が覚めるし、トイレに行きたくなる時間もだいたい同じ。

 

今考えるとアスリート並の自己管理力だったと思う。笑

 


そんな経験がある今だからこそ、1日20分だけでも点数を残せる自信がある。

 

 

 

 

【まとめ】

勉強において大切なのは、『質』

 

しかし、『質』というものは圧倒的な『量』をこなして経験を積むことによってでしか、高められない。

 


故に、はじめから高い『質』を求めるのは不可能。


まずは『量』をこなすべき。

 

 

これは、勉強に限らないと思います。

 

 

例えば、旅でもそう。

 

 

はじめから安くて効率のよい旅はできない。
どんな旅人でもはじめはボラれるし道を間違えるし、失敗しまくり。

 

 

それを繰り返していくことで、旅の猛者へと近づいていく。

 

 

 

【おまけ】

需要があるかはわかりませんが、高3の夏休みの私の1日のスケジュールを紹介します。笑

 

 

---6:00---
起床。シャワーを浴びる

 

---6:15---
数学

 

---6:45---
朝食を取り、身支度

 

---7:15---
高校の教室へ自習に行く

 

---7:30---
単語の暗記①

 

---8:00---
物理

 

---9:30---
化学

 

---11:00---
英語

 

---12:00---
単語の暗記②

 

---12:30---
弁当を食べる
---13:00---
塾の自習室へ移動

 

---13:30---
単語の暗記③

 

---14:00---
コーヒーを飲む
机に突っ伏して昼寝

 

---14:30---
国語or社会

 

---16:00---
休憩

 

---17:00---
英語

 

---18:30---
数学

 

---20:00---
本日の勉強終了
帰宅

 

---20:30---
晩飯

 

---21:30---
自由時間
ゲームしたりyoutube見たり

 

---23:30---
就寝
おやすみなさい。

 

 


・・・あれ?
ちょっと10時間超えている…笑
(9時間勉強+1.5時間暗記)

 

 

 

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