モロッコの秘境、「イミルシル」へ読モとデートしてきた
よく、
「今まで行った中でどこが一番良かったですか~?」
と聞かれるが、その時は
「インド」
と答える。
ただし、「今まで見た中で一番良かった景色はどこですか~?」
と聞かれたら、迷わず
「モロッコのイミルシル」
と答える。
ここは、いわゆる『秘境』なので、モロッコに来る人でも見ていかない人がほとんど。
地球の歩き方にも隅っこの方に載っているだけで、情報がほとんどない。
とりあえず、近くまで向かってみることにした。
場所はモロッコの南部のトドラ渓谷。
ロッククライミングの聖地らしく、世界のクライマーが集まるらしい。
私はやっていないが、初心者でもできる壁もあるらしい。
宿は『Maison La Fleur』という日本人宿。
通称、『ノリコハウス』。
http://maison-lafleur.com/?lang=ja
残念ながらオーナーの典子さんは帰国中だったが、代理の方が面倒を見てくれた。
1泊150DH(約1500円)で朝食・夕食付。
夕食は日本食なので、体が休まります。
旅の情報も豊富で、いいところでした!
…話が少し逸れたのでイミルシルに戻ります。
そこの宿で一緒になった女性、Dさんとイミルシルへ向かうことにした。
この人がどうやら、ギャル雑誌の読者モデルをやっているらしい。
帰国して梅田の書店でその雑誌を見たら本当にいたからびっくり笑
でも、
「読モなんで~、シャワーでお湯が出ないとかありえないんですけど~~!(ギャル風)」
みたいなタイプでは決してなく、
・ここまで西アフリカを一人で縦断してきた
・モーリタニアの貨物列車の荷台に乗ってきた
・インド10回以上行ったことある
みたいな、さかいの70倍くらい旅の経験値がある方だった。笑
目的のイミルシルまで、始めはヒッチハイクで行こうとも考えていたが、どうやら一日一本だけバスが出ているらしい。(たしか8時くらいだった)
バスと行っても、バンって感じでしたけどね。
アフリカらしく、1時間遅れでバスが宿の前に到着。笑
そこからは、嘔吐☆カーニバル状態でした。
詳しくはこちら↓
道中はこんな感じです↓
何にもない岩山を上ったり下ったり。
途中ノマドの民族が乗って来たり。
2時間半後(笑)、イミルシルの町へ到着。
観光客はほとんどいなかったが、ホテルは一応あるっぽいので、ここに泊まっても良いかもしれない。
目的の湖までは、あと少し。(と言っても車で30分)
バスはないし、観光地でもないのでタクシーすらなかった。
ということで、これをチャーターして乗車することにした。
タクシーでもなんでもない貨物車だが、「これに乗るしかない!」ということでこれに乗車。
ご一緒していたDさんがフランス語ペラペラなので、交渉とか全部やってもらった。笑
ここから湖まで向かう。
道中、羊の群れがいました↓
そんなこんなで30分くらい、ガンガン荷台で揺れながら移動していたら、湖が見えてきた。
めっちゃきれい&めっちゃケツ痛い
到着したので、ふもとまで降りてみる。
湖が空より青い。
本当にきれい。
片道3時間かけてよかった。
バス内の『嘔吐☆カーニバル』大変やったけど、許そう。笑
動画を見ていただけるとわかるが、風が強い。
ここ、実は標高2600mほどのところにあるので、涼しめで、風は強い。
とてもじゃないが、湖に入ろうという気にはならないが、見るだけでも十分楽しめる。
他に観光客がいないので、景色を独り占めできる。
まさに、秘境。
ちなみにDさんは『嘔吐☆カーニバル』 で流れ弾を食らって汚れたスカートを洗ってました。笑
アホみたいに写真撮って、先程の町に戻る。
そこから、再び2時間半かけて宿まで戻る。
復路は嘔吐は誰もしないので良かったです。笑
アクセスの悪さは抜群に悪いですが、めちゃめちゃきれいです。本当におすすめです!
モロッコに行かれる方はぜひ行ってきてください!